【3分でわかる】2019年の株式市場の展望

2018年の取引が終了しました。今年の株式投資が成功した人も失敗した人も来年の相場で勝つために、2019年の株式市場の展望を解説していきます。

【2019年の株式市場の展望】

2018年の戌(いぬ)年は、「戌笑う」という格言があり、戦後では1度しか年間で下落したことがない年と言われていましたが蓋を開ければ波乱の1年となりました。

2019年の株式市場は2018年の株式市場より更に難易度が高くなり、儲けることが難しくなってくると予想しています。

来年の相場の展望を考える上で抑えておきたいポイントは以下のとおりです。

  • 日経平均6年連続上昇でストップ
  • 逆イールド
  • 米中貿易摩擦
  • ブレグジット(Brexit)
  • 消費税増税

これから各項目について解説していきます。

 

【日経平均6年連続上昇でストップ】

日本の株式市場の代表的な株価指標の一つである日経平均株価は、2012年から2017年まで6年連続で上昇してきましたが、2018年の今年は下落となってしまいました。また、心理的節目である2万円台を割り込んだことも投資家心理を悪化させました。

連続記録がストップしてしまったからといって来年も下落すると予想するには根拠が薄いです。しかし、投資家心理を考えると今まで上昇してきたものが下落したとなれば相場が転換期をむかえたと思ってしまうのも無理からぬ話でしょう。このことから2019年の株式相場は2018年以上に慎重に取り組む必要が出てくると考えています。

 

【逆イールド】

12月4日の米債券市場で3日に3年債の利回りが5年債利回りを11年ぶりに上回り、期間の長い利回りが短い利回りを下回る「逆イールド」が確認されました。

「逆イールド」は、過去には1990年や2001年、07年の景気後退の前に起きており、今回も確認されたことで投資家心理が悪化しました。そのこともあり、VIXが急騰していることから今後の相場も厳しい展開となることが予想されます。

 

【米中貿易摩擦】

2018年の株式市場に混乱をもたらした大きな要因である「米中貿易摩擦」。米国が年明けに予定していた中国製品への追加関税引き上げなどを90日間猶予すると決めたことで一旦は落ち着いたかに見えましたが、問題解決には時間がかかると見られています。

米中貿易摩擦が長引けば二国間だけでなく世界経済全体に幅広く悪影響を及ぼすことが懸念されます。2019年も引き続きこの問題が上値を重くするでしょう。

 

【ブレグジット(Brexit)】

イギリスのEU離脱予定日は、2019年3月29日。残り100日を切っています。焦点になっているのは、メイ首相がEUと合意した離脱の協定案がイギリス議会で承認されそうにないということです。

合意なし離脱となった場合、世界市場を混乱させる要因となる可能性があるため注目が集まります。3月末までは関連ニュースにも注意を払う必要があるでしょう。

 

【消費税増税】

2019年10月と消費税増税まで1年を切りました。消費税は、日本では1989年に3%で導入され、1997年に5%、2014年に8%と増税されました。

過去の増税のタイミングと株価の推移をみると「増税したら必ず株価が下がる」といったような関係は確認されませんでした。しかし、重大なイベントであることには間違いなく注目度は高いでしょう。

 

【今週の日米株式市場】

 

【日経平均各日の内容】

25日:5日続落。日経平均は心理的節目である2万円台を割り込み、ジャスダック平均やマザーズ指数も年初来安値を更新するなど全面安の展開となりました。日経平均株価の終値は前営業日比1010円45銭(5.01%)安の1万9155円74銭でした

26日:6営業日ぶり反発。個別銘柄では[3939]カナミックネットワークが大幅反発。25日大引け後、[6580]ライトアップと業務提携契約を締結し、医療・介護業界の中小事業者向けに経営支援ツールの共同提供を開始すると発表したことを材料視した買いが入りました。日経平均株価の終値は前営業日比171円32銭(0.89%)高の1万9327円06銭でした

27日:大幅続伸。個別銘柄では[6027]弁護士ドットコムが大幅反発。26日大引け後、Web完結型クラウド契約サービス「クラウドサイン」の累計契約締結件数が12月に50万件を突破したと発表したことを材料視した買いが入りました。日経平均株価の終値は前営業日比750円56銭(3.88%)高の2万0077円62銭でした上げ幅は今年最大となり2016年11月10日以来およそ2年1カ月ぶりの大きさとなりました。

28日:3営業日ぶり反落。心理的節目となる2万円台で持ちこたえて今年の取引を終えましたが、2012年からの年間連続上昇記録が6年でストップとなりました。日経平均株価の終値は前営業日比62円85銭(0.31%)安の2万0014円77銭でした

 

【ダウ平均各日の内容】

24日:4日続落。世界経済の景気減速懸念が強まったことに加え、米政府機関の一部閉鎖や米ムニューシン財務長官が米金融大手6行の首脳と電話会談したことが投資家にネガティブに受け止められたことが売りを誘いました。ダウ工業株30種平均の終値は前営業日比653ドル17セント(2.9%)安の2万1792ドル20セントでした。

25日:クリスマス休場でした。

26日:5営業日ぶり反発。年末商戦の伸び率が6年ぶりの大きさとなったことが報じられたことが買いを誘いました。ダウ平均の1日の上昇幅としては初の1000ドル超えとなり、リーマン・ショック直後の2008年10月13日に記録した936ドルを上回りました。ダウ工業株30種平均の終値は前営業日比1086ドル25セント(4.98%)高の2万2878ドルでした。

27日:続伸。続伸となったものの一時600ドル超下落するなど値動きの荒い相場となりました。ダウ工業株30種平均の終値は前営業日比260ドル37セント(1.1%)高の2万3138ドル82セントでした。

 

【今後のイベント】

今後の主なイベントとしては1月4日の「米12月雇用統計」などがあります。イベントをきっかけに相場が大きく変動する可能性があります。リスク管理に気をつけましょう。

 

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