8日の日経平均は? [9768]いであが一時ストップ高

8日の東京株式市場で日経平均株価は前営業日比321円13銭(1.46%)安の2万1602円59銭でした。個別銘柄では[9768]いであが一時ストップ高。5月7日大引け後に決算を発表。19年12月期第1四半期の連結経常利益は前年同期比2.3倍の13.4億円に急拡大。上期計画の23億円に対する進捗率は58.3%に達し、5年平均の41.6%を上回ったことを材料視した買いが入りました。

 

 

【概況】

東証一部の出来高は14億9623万株(前日は15億6494万株)。売買代金は概算で3兆2176億円(前日は3兆2176億円)。前日より出来高は増加、売買代金は増加しました。

東証一部の値上がり銘柄は全体の13%、値下がり銘柄は全体の84%でした。東証一部騰落銘柄数は売りが優勢でした。

また、東証マザーズの出来高は5027万株(前日は5761万株)。売買代金は概算で944億円(前日は966億円)。前日より出来高は減少、売買代金は減少しました。

東証マザーズの値上がり銘柄は全体の30%、値下がり銘柄は全体の64%でした。東証マザーズ騰落銘柄数は売りが優勢でした。

業種別でみると前日比プラスは33業種中0業種。値上がり率上位業種はありませんでした。値下がり率上位業種は精密機器、空運業、化学でした。

 

【指数

指標は以下の通りです。すべての指数が前日比マイナスとなりました。東証一部の値下がり銘柄数が8割超と特に売りが目立ちました。

 

指標 現値 前日比 騰落率
TOPIX 1572.33 -27.51 -1.72
東証2部指数 6881.08 -38.32 -0.55
ジャスダック平均 3446.29 -14.45 -0.42
マザーズ指数 940.72 -12.98 -1.36

 

【為替相場】

為替相場をみると、執筆時点で1ドル110円台前半となっています。円高進行が継続し、一時は109円台となりました。

日足チャートを確認すると、移動平均75日線の下に位置しています。米中貿易摩擦の懸念が増しダウ平均が大幅下落していることもあり、円高傾向が強くなることが予想されます。

 

【アメリカ株式市場】

7日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続落。米トランプ大統領が中国に対する関税の引き上げを表明したことが売りを誘いました。ダウ工業株30種平均の終値は前営業日比473ドル39セント(1.79%)安の2万5965ドル9セントでした。

S&P500、ナスダック総合指数は以下の通りです。主要3指数は揃って下落しました。株式相場の予想変動率を示す変動性指数(VIX)は、前日比25.13%高の19.32でした。

 

指標 終値 前日比 騰落率
S&P500 2884.05 -48.42 -1.65
ナスダック総合 7963.76 -159.53 -1.96

 

NYダウ平均の日足チャートを確認すると、移動平均25日線の下に位置しています。米中貿易摩擦の激化を懸念して引き続き売りが優勢となり、2万6000ドル台を割りました。VIXが一時20台に到達したことを考慮すると、今後も下落に注意が必要となりそうです。

 

【今後の見通し】

日経平均は安く寄りました。前場はほぼ2万1500円台での推移となりました。日経平均の午前の終値は前営業日比339円46銭(1.55%)安の2万1584円26銭でした

午後に入ると下げ幅を縮小。一時は400円超下落する場面もありましたが大引けにかけて買い戻しの動きがありました。日経平均株価の終値は前営業日比321円13銭(1.46%)安の2万1602円59銭でした

日足チャートを確認すると、移動平均25日線の下に位置しています。後場になると売り圧力が強まりましたが、円高が一服すると大きく根を戻しました。2万1600円台で本日の取引を終えることができましたが、VIXが警戒水準の20台目前まで迫っていることから明日も下落に注意が必要です。

 

【今後のイベント】

今後の主なイベントとしては8日の「米中閣僚級貿易協議」、9日の「米3月貿易収支」、10日の「米4月消費者物価指数」などがあります。イベントをきっかけに相場が大きく変動する可能性があります。リスク管理に気をつけましょう。

 

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