7日の日経平均は? [3658]イーブックイニシアティブジャパンがストップ高

7日の東京株式市場で日経平均株価は前営業日比335円01銭(1.5%)安の2万1923円72銭でした。個別銘柄では[3658]イーブックイニシアティブジャパンがストップ高。4月26日大引け後に決算を発表。19年3月期の経常利益(非連結)は前期連結比2.3倍の5億9300万円に急拡大。20年3月期は前期比26.5%増の7億5000万円に伸びを見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなったことを材料視した買いが入りました。

 

 

【概況】

東証一部の出来高は15億6494万株(前日は13億1805万株)。売買代金は概算で3兆2176億円(前日は2兆5756億円)。前日より出来高は増加、売買代金は増加しました。

東証一部の値上がり銘柄は全体の29%、値下がり銘柄は全体の68%でした。東証一部騰落銘柄数は売りが優勢でした。

また、東証マザーズの出来高は5761万株(前日は4958万株)。売買代金は概算で966億円(前日は929億円)。前日より出来高は増加、売買代金は増加しました。

東証マザーズの値上がり銘柄は全体の65%、値下がり銘柄は全体の32%でした。東証マザーズ騰落銘柄数は買いが優勢でした。

業種別でみると前日比プラスは33業種中12業種。値上がり率上位業種は精密機器、海運業、鉱業でした。値下がり率上位業種は非鉄金属、金属製品、石油・石炭製品でした。

 

【指数

指標は以下の通りです。TOPIX以外の指数が前日比プラスとなりました。マザーズ指数は堅調に推移しました。

 

指標 現値 前日比 騰落率
TOPIX 1599.84 -18.09 -1.12
東証2部指数 6919.4 8.07 0.12
ジャスダック平均 3460.74 7.64 0.22
マザーズ指数 953.7 9.07 0.96

 

【為替相場】

為替相場をみると、執筆時点で1ドル110円台半ばとなっています。連休中は円高進行し、75日線を下抜けしました。

日足チャートを確認すると、移動平均75日線の下に位置しています。3月下旬以来の水準となっていますが、米中貿易摩擦の緊張が高まっていることもあり更なる円高に警戒が必要です。

 

【アメリカ株式市場】

6日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反落。米トランプ大統領が中国に対する関税の引き上げを表明したことが売りを誘いました。ダウ工業株30種平均の終値は前営業日比66ドル47セント(0.3%)安の2万6438ドル48セントでした。

S&P500、ナスダック総合指数は以下の通りです。主要3指数は揃って下落しました。株式相場の予想変動率を示す変動性指数(VIX)は、前日比19.97%高の15.44でした。

 

指標 終値 前日比 騰落率
S&P500 2932.47 -13.17 -0.45
ナスダック総合 8123.29 -40.71 -0.5

 

NYダウ平均の日足チャートを確認すると、移動平均25日線付近に位置しています。トランプ大統領が対中関税を現在の10%から25%に引き上げることを表明、米通商代表部のライトハイザー代表が10日に実施すると表明したことで米中貿易摩擦の懸念が増しました。米中貿易摩擦が激化すれば世界景気の停滞につながるため引き続き注意が必要です。

 

【今後の見通し】

日経平均は安く寄りました。その後も下落は続き、一時は2万2000円台を割り込みました。日経平均の午前の終値は前営業日比171円36銭(0.77%)安の2万2087円37銭でした

午後に入ると下げ幅を拡大。再び2万2000円台を割り込み下げ幅は300円超となりました。日経平均株価の終値は前営業日比335円01銭(1.5%)安の2万1923円72銭でした

日足チャートを確認すると、移動平均5日線の下に位置しています。令和初の取引ということでご祝儀相場が期待されましたが、米中貿易摩擦の懸念が増加したこともあり大きく売られました。日経平均が大幅安となった一方でマザーズ市場は堅調でした。今週決算発表の企業が多いため、明日の相場は個別物色の強い相場となることが予想されます。

 

【今後のイベント】

今後の主なイベントとしては8日の「米中閣僚級貿易協議」、9日の「米3月貿易収支」、10日の「米4月消費者物価指数」などがあります。イベントをきっかけに相場が大きく変動する可能性があります。リスク管理に気をつけましょう。

 

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