30日の日経平均は? マザーズ指数は8%超下落

30日の東京株式市場で日経平均株価は反落。マザーズ指数が大幅下落。[4592]サンバイオが1月29日取引終了後に発表した臨床試験結果が不調だったことからストップ安となり、マザーズ市場銘柄が連れ安となりました。また、マザーズ先物はサーキットブレーカー(価格が一定以上の変動を起こした場合に、強制的に取引を止める制度)が発動しました。日経平均株価の終値は前営業日比108円10銭(0.52%)安の2万0556円54銭でした

 

 

【概況】

東証一部の出来高は14億3896万株(前日は11億8229万株)。売買代金は概算で2兆4801億円(前日は2兆1157億円)。前日より出来高は増加、売買代金は増加しました。

東証一部の値上がり銘柄は全体の16%、値下がり銘柄は全体の81%でした。東証一部騰落銘柄数は売りが優勢でした。

また、東証マザーズの出来高は7966万株(前日は6520万株)。売買代金は概算で1105億円(前日は1208億円)。前日より出来高は増加、売買代金は減少しました。

東証マザーズの値上がり銘柄は全体の6%、値下がり銘柄は全体の91%でした。東証マザーズ騰落銘柄数は売りが優勢でした。

業種別でみると前日比プラスは33業種中0業種。値上がり率上位業種はありませんでした。値下がり率上位業種は証券・商品先物業、電気・ガス業、鉱業でした。

 

【指数】

指標は以下の通りです。すべての指数が前日比マイナスとなりました。マザーズ指数の下落が際立ちました。マザーズ市場の値下がり銘柄数は全体の91%となりました。

 

指標 現値 前日比 騰落率
TOPIX 1550.76 -6.33 -0.41
東証2部指数 6624.83 -29.25 -0.44
ジャスダック平均 3359.57 -30.72 -0.91
マザーズ指数 883.39 -77.8 -8.09

 

【為替相場】

為替相場をみると、執筆時点で1ドル109円台前半となっています。為替レートは109円台で安定していますが、緩やかな円高傾向となっています。

日足チャートを確認すると、移動平均25日線付近に位置しています。このまま円高進行が続けば本格的な円高トレンドに突入する可能性も考えられます。

 

【アメリカ株式市場】

29日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反発。重要イベントを見極めたい投資家が多く様子見ムードの展開でした。ダウ工業株30種平均の終値は前営業日比51ドル74セント(0.2%)高の2万4579ドル96セントでした。

S&P500、ナスダック総合指数は以下の通りです。ダウ平均以外は下落となりましたS&P500は全11種のうち7種が上昇。株式相場の予想変動率を示す変動性指数(VIX)は、前日比1.38%高の19.13でした。

 

指標 終値 前日比 騰落率
S&P500 2,640.00 -3.85 -0.15
ナスダック総合 7,028.29 -57.4 -0.81

 

NYダウ平均の日足チャートを確認すると、移動平均75日線付近に位置しています。反発したものの上値は重たく、様子見ムードの強い展開となりました。引け後に決算発表をしたアップルは売上高などが市場予想を上回ったこともあり時間外取引で一時6%超となりました。

 

【今後の見通し】

米株式市場が反発したこともあり、日経平均は高く寄りました。しかしほぼ寄り高でその後は軟調な相場となりました。日経平均の午前の終値は前営業日比109円51銭(0.53%)安の2万0555円13銭でした。

午後に入ると下げ幅を縮小。午後の取引が始まると値を戻しはじめましたが大引けにかけて再び下げ始め、前引けとほぼ同水準となりました。日経平均の終値は前営業日比108円10銭(0.52%)安の2万0556円54銭でした。

日足チャートを確認すると、移動平均5日線付近に位置しています。ほぼ横ばいの動きで方向感がなく取り組みづらい相場となっています。25日線を維持して推移できるかに注目したいところです。サンバイオのストップ安をきっかけにマザーズ市場は全面安となりました。多くの個人投資家が損失を被ったことが考えられ、明日以降も追証売りに警戒が必要となるでしょう。また、FOMCや米中通商協議など重要イベントがあり、結果次第ではマーケットが急変する可能性があり注意が必要となります。

 

【今後のイベント】

今後の主なイベントとしては29~30日の「米FOMC」、30~31日の「米中通商協議」などがあります。イベントをきっかけに相場が大きく変動する可能性があります。リスク管理に気をつけましょう。

 

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