NT倍率とは?

今回は「NT倍率」について解説します。「NT倍率」を学んで株式投資に活かしましょう。

【NT倍率とは?】

NT倍率とは、日経平均をTOPIXで割って求めた指標の事をいいます。NT倍率をみれば、全体の相場を簡易的に確認することができます。

そしてこのNT倍率は、相場の天井と底を予想する上で有用と言われています。

 

【NT倍率が有用と言われる理由】

NT倍率が相場の天井と底を予想する上で有用だと言われる理由は、NT倍率が市場の歪みを確認するのに優れているからです。

NT倍率の動きは、日経平均の上昇率がTOPIXの上昇率を上回るなら倍率は上がります。日経平均の上昇率がTOPIXの上昇率を下回るなら倍率は下がります。

また、日経平均の下落率がTOPIXの下落率を上回るなら倍率は下がります。日経平均の下落率がTOPIXの下落率を下回るなら倍率は上がります。

一般的に、市場全体が上昇していく時には、TOPIXよりも日経平均株価の方が早く上昇しやすいと言われています。ということは、市場全体が上昇しているときは倍率が上がっているといえます。

NT倍率は10倍から12倍の間で推移すると言われています。たとえば市場全体が上昇してNT倍率が上がり12倍を超えると、相場は高値圏であるという見方が出てきます。そうすると機関投資家が日経先物を売り、採用銘柄を買うことでポジションを作ります。そのポジションを解消する時に採用銘柄、とくに値がさ株が売られることで日経平均が下がり、それにつられて相場全体が下がると考えられています。直近では常に12倍以上の状態なので、12倍後半になると高値圏という見方があります。

 

【NT倍率のもう一つの見方】

 

NT倍率のもう一つの見方として、相場が上昇している時にどのような銘柄が買われているかを確認するというものがあります。

NT倍率を構成している日経平均とTOPIXの傾向として次のことが挙げられます。

  • 日経平均は株価の高い値嵩株やハイテク関連など、海外の景気が良かったり円安になって利益が上がる輸出企業の影響を受けやすい
  • TOPIXは時価総額が大きく、国内の景気や需要が高まると利益が上がる銀行・建設・不動産・通信などの内需関連株の影響を受けやすい

つまり、

  • NT倍率が高いと、市場は輸出関連株やハイテク関連株を物色している
  • NT倍率が低いと、市場は内需関連株を物色している

と考えることができます。

 

まとめ

  • NT倍率とは、日経平均をTOPIXで割って求めた指標
  • NT倍率は、相場の天井と底を予想する上で有用と言われている
  • 相場が上昇している時にどのような銘柄が買われているかを確認するという見方もできる

 

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