3日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸。個別銘柄では[3930]はてながストップ高気配。11月30日大引け後に決算を発表。19年7月期第1四半期の経常利益(非連結)は前年同期比2.5倍の1.6億円に急拡大。通期計画の3.5億円に対する進捗率は45.9%に達し、3年平均の33.3%を上回ったことを材料視した買いが入りました。午前の終値は前営業日比314円91銭(1.41%)高の2万2665円97銭でした。
【午前の概況】
東証一部の出来高は6億8744万株(前日は6億3583万株)。売買代金は概算で1兆1894億円(前日は1兆1480億円)。前日より出来高は増加、売買代金は増加しました。
また、東証マザーズの出来高は2430万株(前日は2761万株)。売買代金は概算で531億円(前日は533億円)。前日より出来高は減少、売買代金は減少しました。
【指数】
指標は以下の通りです。すべての指数が前日比プラスとなりました。マザーズ指数の上昇率は特に高く2.5%台となっています。
指標 | 現値 | 前日比 | 騰落率 |
TOPIX | 1693.18 | 25.73 | 1.54 |
東証2部指数 | 7183.32 | 78.08 | 1.1 |
ジャスダック平均 | 3612.71 | 36.4 | 1.02 |
マザーズ指数 | 1037.37 | 25.94 | 2.56 |
業種別でみると前日比プラスは33業種中32業種。値上がり率上位銘柄は海運業、非鉄金属、鉱業でした。値下がり率上位銘柄はパルプ・紙でした。
【為替相場】
為替相場をみると、執筆時点で1ドル113円台半ばとなっています。一時113円後半まで推移しました。
日足チャートを確認すると、移動平均5日線付近に位置しています。113円台を維持できるかに注目が集まります。
【アメリカ株式市場】
30日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反発。米中首脳会談での貿易交渉への期待感から買いが優勢となりました。ダウ工業株30種平均の終値は前営業日比199ドル62セント(0.8%)高の2万5538ドル46セント。
S&P500、ナスダック総合指数は以下の通りです。主要3指数揃って上昇となりました。S&P500は全11種のうち10種が上昇。株式相場の予想変動率を示す変動性指数(VIX)は、前日比3.83%安の18.07でした。
指標 | 終値 | 前日比 | 騰落率 |
S&P500 | 2,760.17 | 22.41 | 0.82 |
ナスダック総合 | 7,330.54 | 57.46 | 0.79 |
NYダウ平均の日足チャートを確認すると、移動平均75日線の下に位置しています。12月1日の米中首脳会談を控え相場の様子見ムードが強くなりました。日経平均の動きから上昇が期待できます。
【午後の見通し】
米株式市場が反発したものの、日経平均は高く寄りました。米中首脳会談で中国への追加関税の猶予が決まったことを受け、投資家心理が改善し買いが優勢となりました。上げ幅は300円を超えるなど好調に推移しました。日経平均の午前の終値は前営業日比314円91銭(1.41%)高の2万2665円97銭でした。
日足チャートを確認すると、移動平均75日線の上に位置しています。G20や米中首脳会談が波乱なく通過したことで安心感から買いが入りました。2万2600円台に到達し、今後も上昇も期待できる形をしています。しかし、7日続伸となっているため午後の相場は短期の利益確定売りが出て上値の重いとなることが予想されます。
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