30日は339円安 一時2万2000円割れ

30日の東京株式市場で日経平均株価は大幅続落。イタリアやスペインの政局混乱に端を発した米国株の大幅続落や円高により、リスク回避のための幅広い売りが出ました。終値は前営業日比339円91銭(1.52%)安の2万2018円52銭

【指数】

指標は以下の通りです。すべての指数がマイナスとなっていますが、特にマザーズ指数が2%近い下げと目立っています。

 

指標 現値 前日比 騰落率
TOPIX 1761.85 -8.57 -0.48
東証2部指数 7260.2 -35.65 -0.49
ジャスダック平均 3936.13 -24.21 -0.61
マザーズ指数 1136.08 -21.63 -1.87

 

【概況】

東証一部の出来高は15億9261万株。売買代金は概算で2兆7783億円。前日より出来高は増加、売買代金は増加しました。東証一部の値上がり銘柄は全体の14%、値下がり銘柄は全体の84%でした。東証一部は売りが優勢でした。

また、東証マザーズの出来高は4584万株。売買代金は概算で656億円。前日より出来高は減少、売買代金は減少しました。東証マザーズの値上がり銘柄は全体の28%、値下がり銘柄は全体の69%でした。

業種別でみると前日比プラスは33業種中1業種。値上がり率上位はその他製品でした。値下がり業種は非鉄金属、保険業、ガラス・土石製品でした。

 

【為替相場】

為替相場をみると、執筆時点で1ドル108円台後半となっています。リスク回避の意味合いもあり円高傾向が強いです。

日足チャートを確認すると、移動平均75日線の上に位置しています。75日線の107.6円台付近まで調整する可能性はさらに強まったといえます。

 

【アメリカ株式市場】

29日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3日続落。イタリアやスペインの政治的リスクが浮上。リスク回避の売りが広く出ました。ダウ工業株30種平均の終値は前営業日比391ドル64セント(1.6%)安の2万4361ドル45セント

S&P500、ナスダック総合指数は以下の通りです。主要3指数そろって下落となりました。S&P500は全11種のうち2種が上昇。株式相場の予想変動率を示す変動性指数(VIX)は、前日比28.74%高の17.02でした。

 

指標 終値 前日比 騰落率
S&P500 2,689.86 -31.47 -1.16
ナスダック総合 7,396.59 -37.26 -0.5

 

【今後の見通し】

29日のダウ平均は続落しました。イタリアやスペインの政治的リスクが浮上。欧州株が下落した流れを受けて米株式市場も大幅下落しました。ダウ平均の終値は前営業日比391ドル64セント(1.6%)安の2万4361ドル45セントでした。

NYダウ平均の日足チャートを確認すると、移動平均75日線の下に位置しています。チャートの形が崩れており、政局混乱がおさまらない限り軟調な相場が続くものと思われます。

ダウ平均が大幅続落した流れを受けて、日経平均は安く寄りました。2万2000円を割り込む大幅な下げで午前は終わりました。日経平均の午前の終値は前営業日比400円42銭(1.79%)安の2万1958円01銭でした。

午後に入ると下げ幅を縮小。しかし、売りの優勢は変わらず、前日比300円超の下落となりました。日経平均の終値は前営業日比339円91銭(1.52%)安の2万2018円52銭でした。

日足チャートを確認すると、移動平均日75線の上に位置しています。75日線の上を維持した状態で終えられましたが、予断を許さない状況です。一時2万2000円を割り込んだことから、更に下げることを想定した取り組みが必要となりそうです。

 

【今週のイベント】

今週の主なイベントとしては、30日の「米1-3月期GDP改定値」、6月1日の「米5月雇用統計」などがあります。イベントをきっかけに相場が大きく変動する可能性があります。リスク管理に気をつけましょう。

 

 

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