23日午前は764円安 東証一部の値下がり銘柄数は全体の97%

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23日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅反落。午前の終値は前日比764円07銭(3.54%)安の2万0827円92銭。貿易摩擦への懸念から急落した米株式市場の流れを受けて、一時800円超下げる場面もありました。

【午前の概況】

東証一部の出来高は8億4174万株。売買代金は概算で1兆5110億円。前日の午前より出来高、売買代金ともに増加しました。

業種別でみると前日比プラスは33業種中0業種。すべての業種で前日比マイナスとなりました。値下がり率上位は機械、精密機器、非鉄金属でした

 

【指数】

TOPIXは1678.66と前日比-2.82%。東証二部指数は7179.95と前日比-2.07%。ジャスダック平均は3965.71と前日比-2.28%。マザーズ指数は1167.39 と前日比-2.64%。各市場の値下がり銘柄数は全体の8割を超えており、とくに東証一部とマザーズ市場は9割を超えています。

 

【アメリカ株式市場】

22日の米株式相場は大幅に続落。ダウ工業株30種平均の終値は前日比724ドル42セント(2.9%)安の2万3957ドル89セント。トランプ米大統領が22日、中国製品に高関税を課す制裁措置を正式に表明したことで貿易摩擦への懸念が高まり、大幅下落となりました。

S&P500は2,643.69 と前日比-2.52%。ナスダック総合は7,166.68 と前日比-2.43%。主要3指数すべて大幅下落となりました。株式相場の予想変動率を示す変動性指数(VIX)は、前日比30.68%高の23.34と上昇しました。

 

【午後の見通し】

22日のダウ平均は大幅下落でした。トランプ米大統領が中国製品に高関税を課す制裁措置を正式に表明したことで、貿易摩擦への懸念が高まりリスクオフ相場となりました。

チャートを見ると、徐々に切り上げていた安値を大きく割り込んでしまったので今後も下落する可能性が考えられます。次に注目されるのは、2月9日の安値2万3360ドルだと想定しています。ここを割り込むようだとさらなる下落も予想されます。また、VIX(恐怖指数)が20を超えてきたのも懸念材料です。

ドル円チャートをみると、105円を割り込んで104円台へ突入しました。一時は104.6円台まで円高が進行。一貫とした円高トレンドは変わっておらず、上値の重い展開が続くでしょう。

総務省が23日発表した2月の消費者物価指数は前年同月比1.0%上昇でした。前年比のプラスは14カ月連続とのことで物価上昇は着々と進んでいます。あとは賃金が物価に劣らず上昇できるかどうかというところでしょう。

アメリカ株式市場の大幅続落を受け、日経平均は寄り安。一時は下げ幅が前日比800円超まで広がりました。米株式市場の大幅下落だけでなく、1ドル104円台まで円高進行したことが追い打ちをかけました。午前の終値は2万0827円と前日比764円安でした。2万1000円台を割り、3月5日の安値2万0937円を下回りました。

午前中に直近安値を更新したこともあり、午後は厳しい展開になることが予想されます。週末を控えていることもあり、市場の買い意欲は高くないでしょう。

 

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