日経平均300円超下落も新興市場はしっかり

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27日の東京株式市場で日経平均株価は反落。終値は前日比321円62銭(1.44%)安の2万2068円24銭。パウエルFRB議長の発言によって米長期金利が上昇したことでダウ平均をはじめとした米株式市場が下落。その影響で日経平均も300円超の下落でした。

【概況】

東証一部の売買代金は概算で2兆9369億円。出来高は15億4229万株。売買代金、出来高ともに前日から増加しました。

業種別でみると前日比プラスは33業種中2業種。値上がり率上位は精密機器、空運業でした。一方、値下がり率上位は鉱業でした。

TOPIXは-1.23%の1,768.24。東証二部指数は+0.37%の7,420.37 。ジャスダック平均は+0.59%の4,149.68。マザーズ指数は+0.74%の1,239.13。今日は大型株が不調でしたが、新興市場に資金が集まりました。

 

【アメリカ株式市場】

27日の米株式市場でダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに反落。終値は前日比299ドル24セント(1.2%)安の2万5410ドル03セント。パウエルFRB議長の景気と物価に強気という認識が、利上げに前向きであると受け止められ、米長期金利が上昇。前日まで3日続伸だったこともあって、300ドル近い下げとなりました。

S&P500は-1.27%と下落。ナスダック総合は-1.23%と下落。株式相場の予想変動率を示す変動性指数(VIX)は、前週末比17.66%高の18.59と上昇しました。

パウエル議長の発言によって、しばらく米長期金利を意識した相場が続くと予想されます。

 

【今後の見通し】

日経平均は反落しました。昨日は上昇したものの力強さはないと感じていたところ、米株式市場の下落もあり、300円超のマイナスでした。結果として昨日の上昇分は帳消しとなってしまいました。

ダウ平均はチャートを確認すると移動平均25日線上にまだあるので、ここで足場を固められれば上昇していく気配を感じます。しかし、300ドル近く下げていることもあり、様子を見守りたいところです。

一方の日経平均はチャートを確認すると移動平均25日線に押し戻されて下落しているように見え、印象が良くありません。5日線上にはあるので、見極めが必要な状態ではあると思いますが、円高傾向が強いので上値は重いのではないかと考えています。

売買代金、出来高ともに上昇しましたが、これが利益確定売りのものか、投資家が市場に戻ってきたのかを見極めたいところです。

利上げペースが上がるという思惑から為替相場は一時1ドル107円台後半まで円安に向かったものの、日本市場が開くと円高方向へ再び進みはじめました。円高トレンドは依然強く、移動平均25日線が近づいてきていますが、この傾向が続けば25日線で反発してさらに円高へ進むのではないかと予想します。

軟調な相場の中にあって、ジャスダック市場やマザーズ市場は前日比プラスでした。新興市場がしっかりしていたことから、個人投資家の買い意欲は依然強いものと考えられます。

パウエルFRB議長の初の議会証言がありました。米国経済に対する楽観的な見通しやインフレ目標達成への自信が示された発言は、利上げに前向きな「タカ派寄り」と受け止められました。率直な発言が売りを招いたという見方もあります。

金利上昇はたしかに株価上昇の重荷となりますが、米国経済が堅調であること自体は良いことであると考えています。楽観的であることは行き過ぎれば油断となりますが、悲観的にならなければいけない状況よりは良いことでしょう。イベントが通過した今後の動きの方が重要になってくると思います。

 

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