円高株安とは?

株式投資には様々な用語が登場しますが、今回は円高株安について解説します。円高株安を学ぶことで、為替の重要性に気づくことができます。

【円高株安とは?】

円高株安とは、為替相場で日本円相場が米ドルに対して強くなることで(円高)、日経平均株価が下落する(株安)ことです。

アメリカ以外にも通貨はありますが、ドルが基軸通貨なので、円高とニュースで言われている時は基本ドルに対してということになります。

日経平均株価は東証一部に上場している企業の中から選出された225銘柄の株価によって算出されるため、日本の景気を表す指標の一つとして認識されています。

なので、ニュースで報道される株安は主に日経平均株価が下落したことを意味しています。

 

【円高のデメリット】

なぜ円高になると株安になるのかを説明する前に、まず円高になることで日本にどんなデメリットがあるか説明します。円高によるデメリットは主に以下の2つです。

  • 海外で、日本製品が割高になり、売れにくくなる
  • 海外での売上が両替することで目減りする

例を出して説明しましょう。為替レートが1ドル=100円の時、100ドルあれば1万円分の製品が買えます。

これが、1ドル=90円と円高ドル安になったとしましょう。すると、100ドルで買えるのは9千円分の製品です。

同じ100ドルなのに、買える日本製品の総額が減ってしまいます。こうなると、日本製品は買われにくくなり、結果的に輸出総額は減少します。

また、1ドル=100円の時、100ドルの売上を上げたとします。この時は1万円の価値があります。

この100ドルを、1ドル=90円の時に両替すると、9千円になってしまいます。単純計算で売上が10%減少したことと同じことが起きたことになります。

このように、海外に対する事業にデメリットがあります。

 

【なぜ円高になると株安になるのか?】

円高になると株安になる理由は、日経平均株価を構成している銘柄に輸出企業が多いからです。寄与度の高い輸出企業が多いことで、輸出企業の株価が下落した時に日経平均株価も下落してしまうのです。

なので輸出企業にデメリットのある円高が起きた時に、円高によって業績が悪化すると懸念され輸出企業株が売られてしまうことで、株安となります

また、外国人投資家が利益確定売りをするいうために株安が起きます。

外国人投資家は基本ドル建で投資をしています。たとえば1ドル=100円の時に株価100円の日本企業に投資したとします。ドル建だと1ドル分投資したことになります。

その後、円高になり1ドル=50円になったとします。企業の株価が100円のままであれば、ドル換算すると2ドルになります。外国人投資家は1ドル増やすことができました。

このように円高になると、外国人投資家に為替差益が生まれます。これによる利益確定売りが出るため、株安が起きます。

 

【教科書通りの動きをするとはかぎらない】

ここまでは理論上の話をしてきました。しかし、相場がいつも教科書通りの動きをするとは限らないということを頭の隅に入れておいた方がよいでしょう。

ここ最近の相場を確認していただくとわかると思いますが、円高になっても日経平均が上昇することはあります。毎回、機械的に連動するわけではありません。

しかし、理論的に正しい傾向をまったく無視した投資は長続きしないでしょう。教科書通りの動きをしない時もありますが、円高になった時は株安に備えようとする姿勢は常に求められると考えています。

知識を詰め込みすぎると動けなくなる時がありますが、守ってくれるのもまた知識だということを覚えていただきたいです。

 

まとめ

  • 円高株安とは、為替相場で日本円相場が米ドルに対して強くなることで(円高)、日経平均株価が下落する(株安)こと
  • 輸出企業にデメリットのある円高が起きた時に、円高によって業績が悪化すると懸念され輸出企業株が売られてしまうことで、株安となる
  • 円高によって外国人投資家が利益確定売りをするいうために株安となる

 

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