方向感の乏しい1日

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28日の日経平均は続落。前日比9円安の2万2486円で大引け。ドル円相場は一時111円を割れこみました。米税制法案の行方が不透明であること、北朝鮮問題の警戒など上値の重い展開になっています。

東証一部の売買代金は概算で2兆6100億円と前営業日よりも増加。外資系は買い越し。

 

方向感の乏しい1日でした。29日は米国内総生産(GDP)が発表されます。発表された数値によっては市場が変動するため、気にかけておきましょう。

 

東証一部

TOPIXは0.26%マイナスの1772.07。前日比10%以上値上がりした銘柄は6銘柄。[4319]TACは本日終値が前日比20.53%上昇の411円。アベノミクスの「働き方改革」や「人づくり革命」に関連して、資格取得学校を運営する同社が関連株として思惑買いが入っている模様。

 

東証二部

東証二部指数は1.08%マイナスの6800.9。前日比10%以上値上がりした銘柄は6銘柄。[7985]ネポン中国の公衆トイレに関して習近平国家主席が言及したことでトイレ関連株として急騰。終値312円と前日比34.48%プラスのストップ高

 

ジャスダック市場

ジャスダック平均は0.30%マイナスの3812.11。前日比10%以上値上がりした銘柄は8銘柄。[2425]ケアサービス28.9%上昇の1342円2日連続ストップ高。24日に中国で介護事業の合弁会社を設立すると発表したことが好感されました。

 

マザーズ市場

マザーズ指数は0.63%マイナスの1165.65。前日比10%以上値上がりした銘柄は2銘柄。バイオテクノロジー関連銘柄が活況の中、[4584]ジーンテクノサイエンスが本日終値7.22%上昇1930円

 

後記

[3402]東レが子会社でデータ改ざんがあったことを公表しました。先日書いた[5406]神戸製鋼所[5711]三菱マテリアルの子会社に続いての出来事で「またか」と思った方もいるでしょう。

 

これを受けて東レは一時1010.5円まで下落。終値は前日比5.3%マイナスの1046円となりました。

会社だけが悪いわけではないと書きましたが、正直このように立て続けに出てくると、憤りだけでなく恐怖すら感じます。

 

なぜ恐怖を感じるか。それは自分が投資している企業も何か不祥事を隠しているのではないかと市場全体に疑惑の目が向けられるからです。

 

今回の問題は製品のデータ改ざんでしたが、これが決算書だったとしたらどうでしょう。いくら有価証券報告書を読んで分析しても、それが偽りの数字であれば、すべての努力が水泡に帰します

 

日本の証券市場は自浄作用があまり働いていないように思えてきます。今後も上場企業で不祥事が頻発すれば、日本国内だけでなく、外国人投資家からの信用も揺らぎかねないと感じています。

 

投資するに足る信用のある市場にしていくための取り組みが求められるところです。

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