明日の日銀短観に注目

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14日の東京株式市場で日経平均株価は3日続落。終値は前日比63円62銭(0.28%)安の2万2694円45銭でした。前日まで上昇していた金融株が売られ、指数を押し下げました。

中国が一段の金融引き締めに動くとの警戒感から中国・上海総合株価指数が軟調に推移していることも日本株の重荷になったとの見方もあります。

 

東証一部の売買代金は概算で2兆6593億円。3兆円割れの日々が続きます。日中の動きを見てもあまり活発な感じは受けません。

 

しかし、前日比マイナスだったTOPIXとは対照的に東証二部、ジャスダック、マザーズは前日比プラスだったため中型、小型株に資金が集まっていると考えられます。

 

日に日に市場の不安要素が取り除かれている印象を受けています。なので、想定外の出来事が起きなければ大きく下げることはないのではと考えています。

 

明日は取引時間前に12月調査日銀短観が発表される予定です。この発表次第で相場が動く可能性があるので、日銀短観には要注目です。

 

東証一部

TOPIXは0.15%マイナス1808.14。前日比10%以上値上がりした銘柄は4銘柄と前日より3銘柄増。

 

東証二部

東証二部指数は1.19%プラス7195.27。前日比10%以上値上がりした銘柄は3銘柄と前日より2銘柄増。

 

[3480]ジェイ・エス・ビーは13日、2017年10月期連結決算を発表。売上高が前期比6.9%増の364.28億円、営業利益が同26.4%増の27.69億円、経常利益が同27.9%増の26.38億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同30.6%増の15.50億円となりました。

 

ジャスダック市場

ジャスダック平均は0.23%マイナスの3866.99。前日比10%以上値上がりした銘柄は6銘柄と前日より1銘柄増。

 

マザーズ市場

マザーズ指数は0.78%プラス1196.92。前日比10%以上値上がりした銘柄は4銘柄と前日より1銘柄増。

 

[3474]Gファクトリーが本日ストップ高。香港の現地企業である名代宇奈(中國)有限公司との間で、うな丼チェーン「名代 宇奈とと」の香港・マカオ・中国エリアのライセンス契約を締結したと発表。

 

アメリカ株式市場

13日のアメリカ株式市場はダウ工業株平均が5日続伸。終値は前日比80ドル63セント(0.3%)高の2万4585ドル43セントで、4日続けて過去最高値を更新しました。

 

上下両院の指導部が税制改革法案の一本化で大筋合意したと伝わり、税制改革法案の成立が近いとの期待感から、法人税減税の恩恵を受けるとされる内需関連株の一角が買われました。

 

アメリカ連邦公開市場委員会(FOMC)後に、利上げペースが緩やかになるとの見方が改めて意識されたことも買い安心感につながりました。

 

アメリカ連邦準備理事会(FRB)は13日のFOMCで、6カ月ぶりの利上げを決めました。利上げ幅は0.25%。今後の利上げシナリオは、2018年が年3回、19年は年2~3回との見通しを公表しました。

 

利上げは今年6月以来で、17年に入って3回目。利上げペースは15年、16年とも年1回でしたが、アメリカ経済は拡大局面が9年目に突入し、金融引き締めも徐々に強まっています。

 

FOMCは18年の経済成長率見通しを上方修正し、アメリカ景気の先行きに一定の自信をのぞかせているとのことです。

 

FOMCも通過し、税制改革法案の成立が近くなり市場の不安要素が取り除かれていく感じがします。

 

日本株式市場の上昇にはアメリカ株式市場の上昇も必要になってくると考えています。そういう意味では好ましい方向に進んでいると思いました。

 

しかし、2018年の利上げペース見通しが変更されなかったことで、アメリカ金利が低下(債券価格は上昇)し、円は1ドル=112円台半ばまで買われました。

 

アメリカ株式市場は上昇したものの、円高になることで日本株式市場は複雑な展開になりました。

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