日経平均続落、前場の400円超上昇から一転

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9日の日経平均は続落。前場では1992年1月8日以来の高値となる2万3382円を付けるなど、海外投資家の先物買いに連れて400円超の上昇。しかし後場に入ると状況は一転、急速に値崩れし、マイナス圏まで下落。相場の変動率が上昇したことで、海外投資家の先物利益確定売りが増えたようです。先物に振り回された1日でした。

日経平均以外もTOPIX、東証2部指数、ジャスダック平均が下落。特に東証2部指数が-1.11%と一番下げました。マザーズ市場のみ前日比プラスでした。

 

東証一部の個別株を見ると、[6479]ミネベアミツミは前日に発表した上期実績が8月に上方修正した予想を上回ったことが好感され、9.56%の上昇。好決算を発表し、国内大手証券が目標株価を引き上げた[6758]ソニーは振るわず、-3.40%と下落しました。

 

東証二部では、[1848]富士ピー・エスが前日発表の決算を好感され15.43%上昇しストップ高。[4117]川崎化成工業が前日の急落の反動からか9.95%上昇。前日ヤマダ電機と提携が報じられ急騰していた[5341]アサヒ衛陶が急落し-11.76%。

 

マザーズ市場では、7日に日本郵政キャピタル及び[2337]いちごとの業務提携を発表した[3267]フィル・カンパニーが2日連続ストップ高。[6079]エナリスが前日発表した決算を好感されストップ高の18.18%プラス。一方、10月5日に上場した[6555]MS&CONSULTINGは前日に発表した決算で各利益が前年同期比で減少したことを嫌気され、-13.29%と大幅減。

 

ジャスダック市場では、[4316]ビーマップが16.41%上昇、[4849]エン・ジャパンが上期決算と通期予想の上方修正を好感されプラス15.95%のストップ高。前日まで2日連続ストップ高だった[7855]カーディナルは反動で-15.13%の920円と大幅に下落し、7日のストップ高934円を下回りました。

 

後場の急落から今の上昇相場が終わったと考える人もいるかもしれなません。しかし、今後も調整が入りながらも、上昇相場は継続すると思われます。ドル円相場はやや円高ですが、原油と金は上昇しています。8日には、2012年12月に始まった景気回復局面が戦後2番目の長さとなったことが確定しました。これは高度経済成長期を超えた長さです。実体経済が堅調に推移している間は、急な動きに狼狽せず、冷静に考えるべきでしょう。

 

明日から注目したい銘柄は[6541]グレイステクノロジー。同社は内外メーカー向けに産業機械マニュアルの作成、管理や運用システムを提供しています。ROEは39.7%と抜群の収益性を持っています。経常利益も直近3期で連続増益と成長性も備えています。7日に発表した平成30年3月期第2四半期決算(非連結)では第2四半期累計の経常利益が前年同期比63%増と業績は好調を維持しています。にも関わらず発表前後で株価の大きな変動はありません。上昇の波が遅れてやってくることを期待したいです。

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